2003年 「星々の舟」で直木賞を受賞した村山由佳さん。 今日は 昨日に続いて「認知症の母を書く」と題してタレントの荒木由美子さんとお伝えしていきます。 村山さんといいますと恋愛小説というイメージが強いのですがこちらの本 この「放蕩記」。 こちらは 認知症の母と娘のお話で自伝的小説。 母が やはり 認知症で自分の事も 人の事も分からなくなってしまったという事でそれまでは 私の書いたもの全部 逐一 読んでたんですよ。
今まで 私は 母と あんまりうまくいってなかったですけど初めて ようやく 親孝行を本当に 最晩年の今 させてもらう機会みたいなものを与えてもらったのかななんて思いながら 今 過ごしてます。 村山さんは 毎週のように自宅の父を見舞い介護施設に入った母に会うため軽井沢の仕事場から房総の実家まで5時間かけて通っています。
今 介護施設に入った母はそんな優しい姿を時折 のぞかせます。 実家近くの母のいる施設に通う村山さん。 この日も 村山さんは「お母ちゃん 由佳やで」と母に話し続けました。 私は 親目線で 母親目線で拝見してたら何か やっぱり ああ よかった。 自分が 娘と またここから始まるんだっていう絶叫して起きたりしたりはするんです。 また 自分の中で 新たな一歩また 前に進もうっていう気持ちにも つながって…。