NHK短歌 題「約束」

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この番組のまとめ

実は 栗木さんが選んだ入選歌九首というのがありましてそれを 今からご紹介するんですけれどもその中で一番いいなと思った一席をもしかしたら 一席をお選びになるのではないかと思います。 「絶叫五秒」というところが印象鮮明ですね。 この「黒き袋」というのが抽象的に詠んでいるんですがそれだから かえっていろいろ想像をかきたてるところがあって私などは 原発の事故のあと汚染された土をためている黒い袋が積み重なっているところを 想像しましたけれど約束を反故にして日本 大丈夫か? というそういう重い声が聞こえてきますよね。

それを もう約束されていたこの子の運命 強い運命を持ってるんだっていうふうに歌っておられるところがねぐっと迫ってきますね。 約束っていうのは うれしい反面で束縛にもなりますのででは 栗木さんまず三席から お願い致します。 なかなかね 「約束」という言葉入れにくいんですけどね。 どうなんですか?今の季節に ぴったりのね「背のびする木々」というところに勢いがあってね約束を頑張って果たしますという感じが出てますね。 第一週の選者をなさっている佐佐木幸綱さんの若い頃の歌ですね。

きちっと 言葉と向き合ってね正しい日本語っていうのも変ですけれどもねより良い形で使って下さってますよね。 「信頼を寄せる」って言った方が何か関係性が密接に伝わってきて信頼が もっと厚いものに感じられてきますよね。 日本語って奥深いですね。 短歌って 美しい日本語を学ぶうえでは非常にいいですよね。 英語とか 外国語もいいですけど日本語も頑張って 子供さんに学んでもらいたいですよね。 せっかく 日本人に生まれてきたわけですから美しい日本語を使いたいですよね。