青山さん今の藤吉さんの文字ですが早速ですが 印象いかがですか?ひと言で言うと。 その美文字という事ですがただ美しい文字という意味なんですか? どういう?お手本の文字を美文字というふうに考えてらっしゃって私もこういうお手本のような文字が書きたいなって思ってらっしゃると思うんですよ。 ところがですね実は 読みやすい文字こそが美文字って思った方がいいと 私は思ってるんですよね。 自分らしく書いて 相手が読みやすい文字というのが本当は一番大事だろうと思うんですね。
すき間均等法とはどんな方法なのでしょう?青山さんが まず指摘したのは「順調」の「順」の文字。 尾形さんが書いた字の 隣り合うすき間に丸を入れていくとこのすき間が均等になるように意識して書く方法なのです。 文字の中の隣り合うすき間を均等に書くというふうに思って頂くといいんですね。 一本一本 書く時に「均等 均等」とつぶやきながらおまじないを唱えながら書くと比較的短時間で意識ができますので。 これでですね そのすき間均等均等で やってみましょうか。
藤吉さん すき間均等法で「話」の文字にチャレンジします。 さて先ほどのアンケートで「きれいな字を書きたい時はどういう時か」というアンケートの時にですね「冠婚葬祭の時の記帳」それから「祝儀袋」。 そこでですね 筆文字のプロにそのコツを伺ってきました。 筆文字を専門に書くプロがいました。 ちょっとしたコツで ワンランク上の祝儀袋が出来上がりますよ。 すばらしい!あ~! あ〜!「久美子」の「美」のすき間均等すごい きれいですよね。
技術研究部門のトップで脳神経学者の小泉英明さん。 字を書いているだけなのになぜ脳全体が活発に動くのか?他にも どの位置から書き始めるか文字の大きさやバランスをどうするかなど気付かないうちに 脳はさまざまな情報を処理しているのです。 やっぱり手書きというのは書いている臨場感も含めてもう一つねそのメモ書きを早く書いて崩した文字を続けてしまうと自分の文字も崩れていってしまう。 次の「キンピラゴボウは 味を…」これ 「調整して」と書かれているようです。
メモの意味って早く書きたいというだからご自身の今勝手につなげてしまってる文字を読みやすくするためにはらう所ははらう。 まずそれがあって人に優しい文字見やすい人に優しい文字を書くというのが大事だと思います。 そういう気持ちで文字を書くと明るい文字に見えますよね。 京都を旅して泊まった宿でフィンランドの大学生と相部屋になりました。 フィンランドから届く便箋や絵葉書は珍しいものが多く 私の宝物です」。 今日は「美文字」でした。