実は ここ 児童養護施設なの。 その対策のために整備されたのが児童福祉法です。 スタジオには 児童養護の歴史に詳しい関西大学教授の山縣文治さんにお越し頂きました。 こうした子どもたちを社会で支える仕組みを社会的養護といいます。 児童養護施設などの施設や里親 養子縁組の制度などがあります。 この社会的養護を必要としている子どもの数っていうのは 日本にはこの 見ていくという事は山縣さんどういった意味があるんでしょう?そうですね福祉というのはですね時代によって変わっていくんですね。 「町に あふれた戦争孤児」。
そんな中で 1947年に児童福祉法が制定されまして養護施設など 福祉施設で育てる仕組みが制度化したという事で大規模にならざるをえなかった。 施設には 戦争孤児たちに代わり生活苦などのため経済成長の陰で貧困にあえぐ子どもたち。 1980年代に入ると児童養護施設の職員が子どもを虐待する事件が相次ぎます。 専門的なケアが必要にもかかわらず施設内の見直しは図られませんでした。 なぜ 施設内で虐待が起きる状況になったんでしょうか?経営者の倫理的な問題から来る話も 当然ありますけども一方で 環境として 職員が少ない。
私の場合は どっちかっていうと集団で生活をしていた施設だったので今の映像を見て「あっ」と思ったのが確かに 冷蔵庫を開ける時も許可がいったしテレビを見る時も許可がいってだから お母さんに引き取ってもらったあとも普通の家庭に入って 普通に生活してって言われた時に普通が分からないから お母さんにおなかが グーグー鳴ってもおなかがすいたって事を言えなかったり「冷蔵庫を開けていい?」って一つ一つ許可をとってたんですね。