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- ハートネットTV シリーズ 戦後70年 第4回「精神障害者の戦後」
- 2015年06月03日(水)
- 20:00:00 - 20:30:00
- 精神障害者の長期入院が大きな問題となっている日本。その背景には、戦後の「隔離収容」の政策があった。どうしたら地域で暮らせるのか、精神障害者の歴史をたどり考える。
20:03:16▶
この番組のまとめ
スタジオには 精神障害者の権利を守る活動をされている山本深雪さんにお越し頂きました。 さて 日本の精神障害者を巡る現状は世界と比べて特殊な状況となっています。 日本で 最も古い精神科病院の一つ…その一角に 日本の精神医療の歴史的資料が展示されています。
何ですか?精神科病院のベッドの数なんだけど日本では1960年代に グ~ッと増えていってるでしょう。 開放型の精神科病院として作られました。 三枚橋病院を記録した映画です。 この病院には精神病院に付き物の鍵と鉄格子がない。 ♪~週末には 病院内でディスコが開かれ多くの患者が 地域の人と一緒に踊りに興じました。 病院が 近くに家を借り患者たちが暮らす共同住宅を作ったのです。 病院スタッフが 毎日 訪問し慣れない退院後の暮らしを支えました。
だから 精神科病院だけのせいにはできないなと。 こうした精神科医療の体質を変えようと病院内での日常的な暴力や患者を強制的に働かせていた事などが明らかになりました。 山本さんたちは大阪府内の精神科病院に実態調査を申し入れます。 電話や面会にすら厳しい制約のある病院には患者の自由を尊重するよう働きかけました。