サイエンスZERO「生命研究のブレイクスルー 生物透明化」

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この番組のまとめ

アミノアルコールなどが含まれた溶液に浸すと脂質が溶けるので透明に見えるっていう仕組みなんです。 では あの2つ目の段階のあの糖分を たくさん含んだドロドロの液体っていうのはどんな働きがあるんですか?屈折率?ちょっと分かりにくいと思うのでそれが よく分かる実験をやってみましょうか。 という事は あのマウスの脳の透明化の 2つ目の段階では屈折率を変えたって事ですか?そうなんですよ。 細胞の周りの水の屈折率は 1.33。 そして ホルマリンで固めた細胞の中身の屈折率が1.49。

え~!ドイツに 有名な スパルツホルツさんという解剖学者がいましてその時代から 生物を透明にするという方法が開発されてきたんです。 そこで 日本が登場してきたんですけれども水や透明化の作用をする成分が細胞の中に入りやすくなると考えられています。 で いろいろテストしていった結果ようやくですねアミノアルコールという新しい物質を見つける事ができてそれで 脂質を しっかり取り除く事ができるとこういうふうになってきたんですね。

これは 板状の細胞が重なり合って虹色に見える細胞でしてこのように 黒と黄色と白と虹色の4つの細胞が名古屋大学の方でですねそれの掛け合わせで透明メダカを作出したものです。 こういう透明メダカはどういう場所で活躍できるんでしょうね?その透明メダカにいく前に普通のメダカが活躍しているある意外な現場を見てみましょうか。 メダカも 我々 ヒトと同じく脊椎動物なので透明メダカはですね臓器が透けて見えますので内臓を取り出さなくても観察できるという事で解毒酵素です。