薔薇作りの好きなお母様 いらしてそして その妻のために父が 得意じゃないんだけども棚を作って…。 非日常感というか 「納戸」って事は多分 家族なんかなと思ったんですよね。 薔薇園っていうのは名前が 大体 カタカナですよね。 家族で薔薇園に行ってるのかな?で もしも これが菖蒲園だったらばカタカナじゃなくて 漢字の名前が並んでるんじゃないかしら。 鑑賞なさいましたか?あの~薔薇園のそれぞれの薔薇にこういう札でね名前 付いてるんですよね。 そこにも 薔薇園ありますよね。
ほかの句 少年のやつとかも僕 好きなんですけどこれは 薔薇が 非日常の空間にあるっていう感じがするんですけどこの「バラ赤し」のやつは何か 薔薇がある所ってこういう場所かなっていう…。 僕も 薔薇って すごく おしゃれでプレゼントするものっていう意識というかイメージがあったんですけどこういうふうに日常の中にも落とし込めるし何か その自然の距離感。 薔薇と自分の距離感みたいなものがこうやって 俳句になるんやなっていうのが…。
それでは 池田さんの年間テーマ「びっくりして嬉しくなる俳句」についてお話を伺っていきたいと思います。 その三橋敏雄は 西東三鬼それから渡邊白泉を師としていた人なんですね。 先生について 修業なさったという事で修業の成果の俳句を 池田さんも鑑賞なさったんですよね。 でも 思いのある太宰に対してだからこそ十七音に まとめる苦しさって感じませんでしたか?僕 いつも 俳句 作る時って「歳時記」持ちながらう~んって言うんですけどこの句だけは 本当に自然に出来たんですよね。