ROCKETのリーダー 中邑先生。 僕らの授業が始まった異才発掘プロジェクトROCKETの校舎はかつて ロケット技術の開発が行われていた場所だ。 宏太郎は 小学生の時に「自閉症スペクトラム障害」いわゆる アスペルガー症候群と診断された。 ROCKETは 自分の特技や興味を自由に発揮できる場所。 子供たちの主体性を大切にする一方で 中邑先生は必ず彼らが 自分自身を客観的に振り返る時間を作っている。 恩師の谷江先生に ROCKETに出会った喜びを伝えに来た。
その やり方を教えるプロジェクトを今から 3つ提案します。 「プロジェクト鹿」「プロジェクト茶」 「プロジェクト椅子」。 2番目 「プロジェクト茶」。 でも 個性豊かなメンバーが顔をそろえた このプロジェクトでは何だか 生き生き作業を進めている。 陸玖が所属する1か月後の「お茶プロジェクト」。 四国の山中にある 「幻の碁石茶」をチームで協力して作るのが課題だ。 このプロジェクトの 真のねらいはそれぞれの才能を社会に発揮していくために交渉力や 相手を説得する力を身につける事。
教室のざわつきが苦手な潤樹のためにROCKETの中邑先生が使う事を勧めたものだ。 生き物博士!何?テクノロジーで潤樹を支えた中邑先生。 8年前から 学校生活に障害を抱える子供たちをどう支援するか研究を行ってきた。 この異才発掘プロジェクトになるわけです。 この日 中邑先生が訪れたのは学校へ通えるようになった潤樹の小学校。 ROCKETが公教育と連携し子供たちを支えていける場になるよう同じですね。
おじいさんは いつも突拍子もない言動をとる宏太郎に厳しく接していた。 あの年齢の人がね 宏太郎みたいな子を理解するのは理解してくれるようになったという事でしょうかね。 その事を 宏太郎は中邑先生へ メールしていた。 入学以来 いまだに同級生と会話をする事ができないでいる陸玖。 うわ~!陸玖は メンバーそれぞれの合宿地への交通経路や宿泊先の情報を事前に調べてきていた。 人が存在するという意味について考えを深めてきた宏太郎。 この数か月 ROCKETの仲間と対話を重ねてきた宏太郎。