新世代が解く!ニッポンのジレンマ「男女共同参画社会のジレンマ大研究」

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この番組のまとめ

今回は 青山学院大学のサテライトスタジオを舞台にテーマは…女性ばかりでなくもちろん男性も参加して下さい!という事で今回の「ニッポンのジレンマ」は「男女共同参画社会のジレンマ大研究」という事ですけど。 女性が 本当に活躍できる社会は実現できたのか?欧米先進国に倣おうと 政府は管理職に占める女性の割合を2020年までに3割とする目標を掲げた。

古市さんとか?いや だってだって だから今の男性の不幸っていうのは多分あんまり ガツガツ働きたくないのに男性で 普通に総合職になったらバリバリ働く エリート候補生になっちゃうじゃないですか。 どっちも充実させて相乗効果みたいなのがあり姿だと思うんですけどなぜか 「家庭を取るのか仕事を取るのか」みたいな議論が男性には耳が痛いが女性は両立させようと悩んでいる。

少し前までの 一般職とか専業主婦志向の女の子たちってそもそも あんまり働きたくない。 一般職っていうのがいろいろな壁に 後々ぶつかる可能性っていうのも ありますしバリバリの方も あんまりライフイベントの事を考えずにハードな仕事を選択しちゃって結果的にガラスの天井じゃないですけど上がっていく事に…。

僕と仲のいい瀬地山 角さんっていうジェンダーの研究者の方が言ってるのが専業主婦でも いいんだけどでも その分自分の女性側の生涯年収がすごい下がっちゃうわけじゃないですか。 普通に働いてる女性って1億とか多かったら2億 3億 稼げるんだからその分 なくなっちゃうともしも その結婚した人が3億稼がせてあげる事ができるなら専業主婦になってもいいけれども旦那をプラス3億円 稼がせるぐらい自分が すごい専業主婦になれないんだったら共働きした方が 結果的に家庭の収入は上がるんじゃないかという。

なんかね 一つ面白い事思い出したんだけどすごく能力のある女性が「家庭に入る」って言った時に旦那さんが 「やめとけ」って言った理由が面白くて「そんなに能力の高いお前に朝から晩まで向き合われたら子供が つらいよ」というふうにね。 そのあと 10年とか15年って労働市場で 働き手になりえるこの時間をだが現実は 想像以上に厳しいのか?私はですね 会社に入って非常に思ったのはですね能力不足とか まだ スキル不足が問題なのかっていうのがすごいごっちゃになりやすくって。

女性の いいところって共感脳が ものすごくあってまず 「自分の抱えてる問題はこれです」とかって言って「分かる 分かる」とか「共感」とか無駄にいろんな事を話しながら核心に迫るみたいな事がわりと 女性的なコミュニケーションとしてあるんですけど全然 そういうコミュニケーションが通用しないんですよね。

女性の場合は 大多数がやっぱり出産 育児というところでつまずくんですけどそれ以外にも 親の介護だったり本人が病気になったり家族が病気になったりそれで 仕事を休まなきゃいけないというのは誰に対しても平等に起こるべきなのでそういったものを個々に対応できるような会社をそんな本気では考えてないって事なんですかね?今 結構 ダイバーシティ イコール女性活用になっちゃってるので。

あと やっぱり女性に対してはやっぱり価値観が逆方向から 圧力として働いてる場合があるのでそこはもう 社会を挙げて例えば会社のあら探しからでもいいんだけどもいい事なんですよ。 それも パパが迎えに行くのも別に 全然ありだよねというそういう社会の在り方っていうのをどうやって作っていくかって事なんですけどそのためには 実は社会の急変な価値観っていうのを180度 変えなきゃいけなくてそれは やっぱり自由にしたから しわ寄せがきましたって事じゃないんですよ。

で やっぱり 正社員待遇を若干 流動化させて時間当たりの生産性で評価軸をはかるようにしていく。 潰れるべきは大企業じゃなくてすごい低い時給で 地方で働かせてる中小企業なんですよ潰れるべきなのは。 だから そこが時間当たりの生産性を阻む要因にもなっているし大企業というものが正社員を多く抱え過ぎてるとか業績が悪いというのはまた別の問題なんだけれどもでも 日本って あんま 会社潰させないじゃないですか。

まあ 人手不足っていうのが…今の大企業は あんまり実感してないかもしれないですけど長期的に 予測図みたいな人口ピラミッドの図とかをつけていけばそういう 無限定性の…さっきそういう人を採用したいっておっしゃってたような人ばっかりじゃなくてそうじゃない人たちの力を かなりうまく引き出していかないと成り立たないっていうふうになっていくとは思います。 そこは 「長くいれば いるほどお給料がもらえる」っていう大企業病になっていて こっちはフリーっていうのはやっぱり生産性っていうのは すごい…。

でも 私の問題意識としては指導力ある立場に女性を置くっていう事が必ずしも 女性の幸せにつながらない可能性がある…。 それは 結局多くの女性に全てを期待して全部かぶせてっていうところにつらさはあると思うんですけど例えば イギリスだったらサッチャー首相が出てきた時はただ単に お飾りとして持ち出してきたんですね。 だからそこから変わる部分もあって今まで ずっと黙ってきて指導力ないような顔をした女性がねある日 いきなり指導力 発揮しちゃう事もある…。

会社に行って… 例えば育休から復帰したママがというようなやり方をするとか「このプロジェクトだけは自分も 思い入れもあるのでやらせて下さい」というようなトライアルをするという事をやると私は 大企業の1社目にいる時に結婚 出産の可能性を考えた時に「出産して戻ってきた時にどこの部署にいくのが一番幸せだろう」とか会社の中でだけキャリアを考えちゃったんですよ。