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- きょうの健康 メディカルジャーナル「遺伝性のがん?」
- 2015年06月29日(月)
- 13:35:00 - 13:50:00
- 遺伝性のがんと診断される人はがん全体の5%に上る。今回は遺伝性の乳がんや卵巣がんと並んで多い遺伝性の大腸がんに焦点を当て、治療、予防、遺伝子検査などを伝える。
この番組のまとめ
お話し下さいますのは…遺伝性のがんの方っていうのはどれぐらい いらっしゃるものなんでしょうか?まず がん全体で言いますと日本全国で 新たに1年間にがんと診断される患者さんの数は2015年の統計の推測によりますと大体98万人といわれていましてそのうち遺伝性のものの割合が5%と 大体見積もられていますので単純計算致しますと遺伝性のがんは5万人弱ぐらいになろうかと思います。
でも気を付けなければいけない事って何か あるんでしょうか?大腸全摘というのは原則ですが大腸を全部取ってしまいますと頻便といって便の回数が非常に多くなったりあと 女性の場合はあとの妊娠 出産といった事にかなり 大きな支障を来す場合もございますのでできたら 大腸全摘は避けてポリープを徹底的に取ってやろうと。
予防的に どうなんでしょうか先ほどの場合には大腸全摘という事もありうるとおっしゃいましたけどこの場合は どうなんですか?リンチ症候群の場合は大腸全摘というのは予防的な臓器摘除というのはまだ 一般的になっていませんのでこれからの検討課題かと思います。