先生 今回は どういった内容をやるんでしょうか?今回は 障害を 経済学で考えてみたいと思います。 こちら どういう施設なんですか?ここは 聴覚障害の子供たちがここで生活をしてろう学校に通っている社会福祉施設です。 「障害者」「障害」っていう言葉は社会の在り方♪~今日は この障害の問題を更に 深く考えるために生まれつき 軟骨の形成不全の障害があります。
障害者と健常者が3個のアイスクリームを取りに行く状況を考えてみます。 残りの2個を 障害者が取りに行くのですがそれぞれ半分に溶けてしまい 実質1個分のアイスを取る事になります。 実は経済学的には どちらの状況も効率的だと言ってしまうんですね。 松井先生は どちらも効率的だと言いますがどういう事でしょうか?Aの場合 障害者の満足度を上げるには健常者のアイスを減らして 健常者の満足度を下げざるをえません。
しかし 車椅子の障害者の場合避難の手段が エレベーターしかなくこの1本に 強く依存せざるをえないのです。 だから 「障害者の自立」っていうテーマで考える際にもむしろ 依存できる選択肢をたくさん 世の中に開拓していくという事が実は 依存を増やしているんだけれども実は 自立への方向なんだという事が言えるという事ですね。 やっぱり 年齢とともに見捨てる愛情に移行していかなければその依存先は 矢印は増えていかないと思うんですよね。
知的障害があるアーティストです。 私は 非常に興味深いと思っていて非常に重要な側面は福祉施設という事で市場の世界 福祉の世界から市場の世界にある意味で 打って出るような方々を生み出してそういう意味では 福祉と市場をうまく結び付けた接点にいるような あるいは接点を作った施設だと思うんですね。
在宅就労の制度っていうのはソフト面の問題なのでこのソフト面を どういうふうに改善していくかというのはまさに 我々がどう行動するかという事に非常に強く 依存しているという意味でも経済学の問題なのかなという気がしています。 こちらは高卒者全体と障害者の大学進学率。 大きな差があるのが現状で聴覚障害者の大学進学率は18.9%です。 2000年代の障害者施策によって措置制度から 契約制度へ移行が進みました。 契約制度では 利用者の経済的な負担は重くなりますがサービスを選択できます。