♪~「きょうの健康」 今日と明日は「しっかり治そう アトピー性皮膚炎」です。 皮膚科で診療するかたわらアトピー性皮膚炎の患者向けの勉強会を1年に50回 1週間に1回15年間も続けていらっしゃいます。 その皮脂膜の下にあるのが角層と顆粒層という層があってこの部分がバリアに非常に重要だといわれていてこの きめの細かい並び方がバリアを作っていると言えますしこれが皮膚バリアと言えます。
健康な皮膚とアトピー性皮膚炎の状態が出てきますけども健康な皮膚では角質細胞ってちょうど つきたてのお餅みたいな状態。 それは 中に入っているNMFという天然保湿成分が水分を保持するものとして重要な働きを示してるんですがアトピー性皮膚炎の患者さんはこのような感じで痩せ細ってますが よく見るとNMFが少なくなって非常に 水分が少ない。 角質の細胞の隙間には水分があるんですけどもその水分を保持しているのは角質細胞間脂質という物質でセラミドという。
こういう形で 皮膚のバリアの代わりになって 新しくバリアがまた再生するというか出てくる事を期待して 保湿剤を塗っていく事ができる訳ですね。 迷ってしまうんですがどんなものが いいんでしょう?保湿剤はですね普通に ワセリンみたいなものでもいいですし市販の乳液とか オイルとかクリーム状のものでも何でも お好きなものを塗りやすいものをこまめに できれば 一日2回は最低 使って頂くのがいいと思います。