NHK俳句 題「白靴」

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この番組のまとめ

そして 今日のゲストは日本文学研究者のロバート・キャンベルさんです。 キャンベルさんは 星野さんと句会を 月に一回ご一緒なさってると伺いました。 じゃ その真面目なキャンベルさんがお作りになった句を是非 ご紹介頂きましょう。 私 全く それ意識しませんでしたが今 キャンベル先生 言ったのやっぱ 深いな~。 でも 白靴の本意を実は アイルランドのことわざからちょっと ヒントを頂いたような感じでね…。 キャンベルさん何が入ると お思いですか?じゃあ えっと 飛んできそうな…「葉の」。

それでねあの~ 僕なんかだったらね普通 白靴っていうとね走りたくなっちゃう。 かえって それが 内に秘めた白靴を履いた時の躍動感を秘めた感じがしますね。 白靴というのはすがすがしく 清廉潔白でしょ。 でもね 白靴履いた自分を見て「まあ 私は それほどこれはね 擬人法ですよね。 「白靴を濡らしつつ」という進行形。 白靴というね 爽快感。 どれにしよう?でも 君に会うためにはちょっと きれいな白靴履いてこうっていうかな。 「白靴」と「天守閣」が響き合っていますね。

また 5番の「白靴や無人駅より富士仰ぐ」。 私たち まあ初心者ですと 擬人法はとても 失敗しやすいから注意って言われてますけどこれが成功してる理由というのは?擬人法っていうのは 簡単に言うと「空が泣いている」とかこれは 擬人法です。 そういうものがね非常に この句 擬人法を うまく…成功している句だと思いました。 擬人法に向いてる句の季題とかってあるんですか?財布の中の千円札とか…。 白靴を擬人化するって なかなか難しいと思いましたけどね。 擬人法も 何でも そうです。

だから 「白靴の少年語る夢多し」という事でそれでは星野さんの年間テーマ「日常の移動を詠む」にいきましょう。 ゲストのキャンベルさんと一緒に俳句を作っていきたいと思います。 7月は 日常の移動の中でも「電車」が テーマです。 キャンベルさんには 電車での移動中にここを俳句に詠みたいと思った瞬間を写真に撮ってきて頂きました。 キャンベルさんも 電車乗るんですかね。 先生 どこから生まれるんですか?この十七音の中にこれだけ入れるの 結構…。 どうですか? キャンベルさん。