サイエンスZERO「DNAの大事件!生命進化の謎」

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この番組のまとめ

今 ここでは 「生命大躍進~脊椎動物のたどった道〜」と題して特別展が開かれているんですね。 地球上に誕生した生命が 40億年でどうやって進化したのかそれを 実物の化石だけじゃなく復元模型や高精細の映像を使って分かりやすく解説してくれてます。 化石や地層などに残された痕跡からDNAにとんでもない事件が起こりその事件が 私たちの大躍進につながったというのです。 最新のDNA研究が解き明かす生命大躍進の謎に迫ります。

そのDNA情報を脊椎動物の代表であるヒトと比べたところ意外な事が分かりました。 お~ ここを あの脊椎動物の祖先に近いピカイアが泳いでたんですね。 このナメクジウオに1つしかない遺伝子が私たちの体では4つある。 このうち遺伝子が4倍になったのは我々 脊椎動物だけなんですね。 動物というのは35の分類群に分けられるんですけども遺伝子の4倍増を経験したのは脊椎動物一つだけなんですね。

全ゲノム重複で遺伝子が2倍になるとどんな影響があるんですか?環境の変化に対して強くなってこの植物の全ゲノム重複のあとおよそ 6,500万年前ここで 生物の大量絶滅が起きました。 という事は私たちの遺伝子が4倍になったという事は今 私たち脊椎動物が生きている事もちょっと関係ありそうですね?その可能性も考えられますね。 ちなみに 遺伝子が4倍になるとどんな事が起きるんですか?全ゲノム重複で増えた遺伝子っていうのはそのまま残ってる訳ではないですね。

顎を持たないヤツメウナギは普通の魚に進化する前のこのヤツメウナギの目を 徹底的に調べヤツメウナギの目を薄くスライスし目の どの部分で どんな遺伝子が働いているのかを調べました。 そして カメラ眼のスクリーンにあたる網膜の部分で全ゲノム重複で生まれた2つの遺伝子が巧妙な働きをしている事を発見しました。 目が作られる時にこの網膜と脳を結ぶネットワークが出来たからこそ全ゲノム重複で増えた遺伝子のおかげですごい進化した目になったんですね。