地球ドラマチック・選「古代マヤ文字を解読せよ」

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この番組のまとめ

しかし 絵文字が一体 何を意味しているのかは長い間 謎に包まれていました。 複雑な絵文字を一つ一つ 分解して読み解いていくしかありませんでした。 写真によって 絵文字を正確に記録できるようになったのです。 最も詳細に描かれた 1冊はドイツのドレスデン王立図書館にあり「ドレスデン絵文書」と呼ばれるようになりました。 「ドレスデン絵文書」の解読を更に進めたのは図書館司書のアーネスト・フェルステマンでした。

トンプソンは 800を超えるマヤの絵文字を細かく分類してトンプソンは マヤの人々を絵文字は 天の世界の神秘を記したものだと結論づけたのです。 プロスクリアコフは 男性が独占していた考古学の世界で 20年近く活躍し1958年に 現場を退きました。 プロスクリアコフは「イグアナの絵文字は 王の誕生鳥の絵文字は その人物が王位に即いた日を意味している」というマヤの歴史が初めて読み解かれたんです。

エリック・トンプソンは 手の記号は「完了」を表すと考えこの絵文字は太陽の完了 「日没」。 マシューズは パレンケ遺跡の文字を解読する作業に携わり一冬を過ごした経験がありました。 パレンケ遺跡の碑文を構成する全ての記号をトンプソンの分類に従って整理しました。 2人は パレンケの王族の名前に称号を表す記号「翼を持つ太陽」が付くものがある事に気付きました。 2人は 「翼を持つ太陽」の記号が付いた名前を40以上発見しました。

デヴィッドは 自分でも模写をしようと思い紙と クレヨンでマヤの絵文字を書き始めました。 アメリカに帰る頃には 僕はコバ遺跡にすっかり心を奪われ研究室で リンダはマヤ文字を書いていました。 デヴィッドに神殿の石板の模写を渡して 「分かる範囲でいいから意味を解読してみなさい」と言いました。 デヴィッドが注目した2つの文字は次のような表音文字の組み合わせでした。 マヤ文字は 無数の組み合わせを自由に生み出す事ができる高度な文字体系です。