きょうの料理 土井善晴 食卓二十四節気「肉じゃが」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

土井さんの場合は そういう季節の移ろいというのは…。 でも 出始めと今頃 そして また今から季節が進んでいったその時期 それぞれにやっぱ 味わいが変わるんですよ。 今日は その秋の兆しを頂く「食卓二十四節気」。 一年を24に分けた二十四節気をたどりながらこまやかな季節の変化を味わいたいと思います。 この時期から 暑中お見舞いが残暑お見舞いという事になるわけですからね。 まあ お盆で人が寄るなんていうような時にはね非常に軽い味に仕上がる肉じゃがですからねまあ 夏 暑くっても大丈夫です。

「ここで砂糖を焦がしてキャラメルにするんだ」とかね。 「キャラメリーゼ」。 たまねぎは 芯の所を中心に放射線状に切りました。 水にとってますから水分を含んでます。 水け なくても大丈夫なんですか?まあ 夏野菜いうのは野菜から水が出てくるんですよ。 その水分を上手に生かした調理方法でホクホクした おいしい肉じゃがすっきりしたものに仕上がります。 じゃがいもや たまねぎの持ってる水分を生かす。 あら 随分 水分が…ねえ。 だから そのぐらいになるという事が 15分ぐらい煮た…火加減も中火ぐらいなんですよ。

最初 野菜が持ってる水分を生かすという この調理法…。 心配になるんですけど 夏の野菜この方法は うまくいくんですよ。 ほうれんそうとか白菜なんかを大さじ2杯ぐらいの お湯を入れてフライパンのようなものでふたをして 「蒸しゆで」という方法をやってたんですよ。 だから全然 水分を入れなくっても野菜だけで出来ないかと思ったらうまい事いくんですよ。 「ツクツクボーシ! ツクツクボーシ!」。 そんな処暑に食べたいお料理をご紹介頂きます。

これだけでなすというのは 自分の水分をたっぷり持ってるからそれが沸騰して おのずからしんなりとしてくるんです。 だから 季節外れとかなすの種類によりましたら季節によっても ちょっと違いますから。 この季節の楽しみっていうのが分かりますよね。 「ご飯を中に入れて私 食べるから」ってそこの おばあちゃんが言うぐらいに調味料が混然となった おいしさというのが ありますよね。