なあ ピカイア。 ピカイア!そのためにも 今度の調査はこの化石の本物 ロスト・コードから情報を持ち帰らないとね。 ピカイア…。 ピカイア。 BMS エントリー完りょう!ピカイア~。 ピカイア!ピカイア~ ピカイア〜。 よし ピカイア!ロスト・コードの場所は わかるかい?ピカイア! ピア… ア!2人とも安定してるな。 そこ どいてくれない?ピカイア~。 ピカイア…。
そういえば オレノイデスがアノマロカリスに おそわれていたです。 かみあとがある オレノイデスの化石はほかにも複数 見つかっている。 もどってきた!ピカイア!ハナ! あぶない!あなをほれる バイオミメティクスありませんか?例えば モグラとか ミミズとか。 フナクイムシは貝がら部分で 木に あなをほり石灰質のまくを張りながらあなの壁をほ強して進む生物です。 そして そのバイオミメティクスから生まれたのがシールドマシンだ。 今回のバイオミメティクスは2人の力が必要なんだ。
ピカイア!すぐに慣れるよ。 壁の ほ強 よろしくね!えっ うわぁ~!ピカイア 行くよ!ピカイア!「だいじょうぶさ。 もう! だから言ったじゃない!ピカイア! ピカイア! ピカイア!うわ… うわぁ~!あぁ…。 ピカイア!はい! はい はい…。 フナクイムシなのに似てないし。 そもそもシールドマシンって何?そこかしこに ほられたトンネルのような あなです。 えっ トンネル?あっ このみぞみたいなのがトンネル?細長~い。 木に トンネルをあける生き物それが フナクイムシです。
トンネルが出来上がってる!すっご~い!きょ大なシールドマシンが小さなフナクイムシをまねてつくられたというのは実に おどろきですね。 フナクイムシのトンネルのほり方をまねてシールドマシンを考え出した人がいます。 これが ブルネルのシールドマシン。 テムズ川の下をくぐる テムズトンネル。 ロスト・コードにある DNAの情報やっと 3つになったけれどあと いくつ集めればいいんだろう?ピカイア。
ピカイア!でも 別の場所でせきつい動物の魚の化石も見つかってるしそうじゃない可能性だってあるんでしょ?ピカイア…。 どうして バイオミメティクス機能なんてつけたのかしら?かっこいいからだよ!だったら なんで わたしはヤモリとかにさせられたわけ?ヤモリモードすごい かっこよかったよ!ファンデルワールス力でかべに張りつく ヤモリ水の ていこうを極限まで減らした サメトンネルのかべを作りながらあなをほる フナクイムシどれも かっこよかったな~!ピカイアー。
あ~っ ごまかした!カンブリアばく発は 目のたん生がきっかけで起きたという画期的な説を唱えたのがあのパーカー博士なんだ。 実は カンブリア紀は本格的な目を持った生物が初めて登場した時代なのです。 それでは もしカンブリア紀より前の生物が同じ風景を見たらどういうふうに見えただろう?ぼやぼや。 カンブリア紀の初期 さんようちゅうははん栄をきわめます。 アノマロカリスは 非常に すぐれた複眼を持っていた事が明らかになっています。 つまり 目の たん生がカンブリアばく発を引き起こしたとわたしは考えているんです。
それが ハプロフレンティスだよ。 早く さがさないとロスト・コードのハプロフレンティスも食べられちゃうって事よ!たいへんだ!ピカイア!準備はできたようだな。 博士 今のも オットイアなんですか?大きさに差はあるが それもオットイアで まちがいないだろう。 は~い!オットイアって グネグネしてなんか びみょう。 また ハプロフレンティスを食べる時はいつも 同じ向きで丸のみしていた事が化石から わかっている。 これが オットイアの化石。
オットイアの体内からはいせつされようとしている。 このシドネイアもハプロフレンティスを食べていた事が化石から わかっています。 化石からはハプロフレンティスだけでなくさんようちゅうなどの破へんが見つかっている。 やっぱり オットイアみたいにしっかり食べるの 大事だよね。 そのデータをもとに 次元プリンターで現地の有機物でBMSを作りさらに バイオミメティクスの機能を付加しているのです。 グルグルまきにして オットイアの動きを止めようと思ったんです。