自然界で起こる進化のメカニズムを解き明かしていきます。 キーワードは「生存競争」です。 ダーウィンは 人間がペットや家畜を掛け合わせる事でさまざまな特徴を持つ品種を作る事に注目しました。 花が美しく見えるように改良された ソメイヨシノは江戸時代に作られた品種です。 このように生存競争により環境に適した種へと進化が起こるのです。 でも食べ物は限られていて それを手に入れられるものだけが生き残っていくというのがもう この生存競争。
生存競争と共に ダーウィンが進化の原動力として挙げているのが 「自然淘汰」です。 「種の起源」の中で ダーウィンは荒れた草地に住むヌマライチョウは紫紅色。 それは ライチョウがワシやタカに狙われた際に見つけられにくい個体だけが残りその羽の色が世代を超えて受け継がれていったのだとダーウィンは考えました。 ダーウィンはこの自然淘汰というのは常に常に もう僅かな僅かな変化が起こっていって有利な変異は 保存されて不利な変異は 常に排除されるその過程だというふうに言ってるんですね。
これ 面白いのは何か僕らこういった事を頑張っちゃいないし進化というのは 世代を経てある個体の集まりが変わっていく事だから一人や一匹に起こる事ではないのよね。 自然界では 食べるもの食べられるものといった単純な関係だけでなくさまざまな生物が複雑に影響を与え合っています。 自然環境は さまざまな要素が複雑に絡み合っているのである一つの出来事で生存競争の条件が変わりその結果勝者と敗者が入れかわり進化の方向が変わっていく事もある。