サイエンスZERO・選「ニャンとも不思議!遺伝子が明かすネコの秘密」

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この番組のまとめ

今日は ネコ大好きサイエンス作家竹内 薫が遺伝子の不思議をネコから読み解きます。 フフフ それにしても 今日はネコから遺伝子を学ぶという事でしたけどどういう事ですか?ネコっていうのは遺伝子の不思議を学ぶのにピッタリなんですよ。 えっ! 遺伝子 全く同じだったら見た目も全く同じになるようなこちらが クローンのもとになった三毛猫のレインボー。

京都大学野生動物研究センターの村山美穂さんです。 どうして X染色体は 片方しか働かなくなっちゃうんですか?それは X染色体は1本で 細胞の成長に必要な遺伝子が 全部 働くようになっているんです。 先ほどVTRにもありましたようにX染色体には茶色や黒になる遺伝子があります。 それから また別の色の遺伝子としてはB1染色体にはWという遺伝子があります。 同じB1染色体には またラージSという遺伝子もあって両方ともラージSをもらいました。

レトロウイルスは RNAと呼ばれる遺伝子の設計図と細胞内に放出します。 こうしたDNAに組み込まれて遺伝するウイルスは内在性レトロウイルスと呼ばれます。 宮沢さんたちは さまざまな品種のネコの血液を集め染色体のどこに内在性レトロウイルスがあるのかを調べました。 ところが E3に内在性レトロウイルスを持っていたのはヨーロピアンショートヘアアメリカンショートヘア アメリカンカールといった一部のネコだけだったのです。