いまだ 12万の人々が各地で避難生活を余儀なくされています。 避難生活を送る福島の人々を追い詰めているものは 何なのか。 ご覧のように福島県は国の避難指示の種類によって5つの区域に分けて考える事ができます。 避難指示が出ている地域の人々に対し東京電力が支払っている月10万円の精神的損害賠償。 自主避難者の74%が「生活に困っている」と回答。 まずは 調査を共同実施した早稲田大学人間科学学術院准教授で心療内科医でもいらっしゃる内也さん。
まず 一般的なPTSDのお話からしたいと思うんですが戦争や事故といった一過性の激しい トラウマ体験が基になっている急性単発型のPTSDとそれから 日々の日常の中でこの2つがPTSDの中に含まれているといわれているんですね。 これはPTSDの可能性のリスクの強さを表している数字でしてこれ 例えば 「ふるさとの喪失」「不動産の心配」単独ではなくてそれぞれの方が複合的に抱えているという事もあると思うんですね。
一部の地域では避難指示が解除され始めました。 福島第一原発からおよそ20キロに位置する広野町。 これから今 報道されてるように避難指示が 一気に解除されるとかそうでなくても 徐々に避難指示が解除されていくと思うんですけどもそこで生じるのは自主的に自主避難者の人が新たに大量に発生するという事だと思うんですね。 従って 避難指示を解除するのであれば同時にやっぱ 避難を続ける仕組み。