この曲が生まれた きっかけはベルリオーズに取りついた…それは あまりにも熱烈な片思い!「ららら♪クラシック」 今日はベルリオーズの「幻想交響曲」です。 歴史的にも重みのある作品なんですけれども「幻想交響曲」何が すごいかというと…物語を描くっていうと普通はバレエ音楽とか あと オペラとかそういう作品でストーリー 物語を描いている事が主流だったんですね 当時は。 つるのさんは「幻想交響曲」と聞いてどんな物語が浮かびますか?どうですかねえ… う~ん…。 では 「幻想交響曲」は一体どんな物語なのでしょうか。
ベルリオーズが直接自分の作品の題材とした…自分を主人公にしてその中で自らを遊ばせたというような作品を作ってみせた。 ついに ハリエットはベルリオーズを受け入れ…ただ行くだけです。 ちなみに このハリエットと ベルリオーズなんですけれども先ほどね めでたく結婚してましたけれども7年で別居してしまうんです。 ただ ハリエットは ちょっと体を壊してしまうんですけれど亡くなるまで ずっと籍を入れていたっていうのはやっぱり ベルリオーズに優しいところが見えてるような気がしますけどね。
そして 「幻想交響曲」で固定楽想として あらわれるのが…こちらですね。 初めて固定楽想で出てくる出会いのシーンの テーマはこんな形です。 美しい バイオリンとか フルートという高い音域を使って女性らしさを演出して低音部分なんかはね ドキドキって彼が言っているようなワルツが流れる部分です。 では いよいよ このあと演奏をお聴き頂きますけれども今日は 「幻想交響曲」から第4楽章「断頭台への行進」という部分を聴いて頂きます。