今回 ベニシアさんが福井県を訪れたのは30年前 京都で知り合った友人を訪ねるため。 京都に住んでいた12年前 人づてにこの古民家に出会った ミョンヒさん。 古民家の あちこちに ミョンヒさんの作品が さりげなく置かれている。 キャンドルライトのような 和紙のランプ。 京都府に…浄瑠璃寺って ご存じかな?そこの住職が字を書いて下さって。 浄瑠璃寺で 展覧会をした時のランプです。 浄瑠璃寺には9体の仏像があるんですけどそれが 全部 国宝なのね。 和紙の持つ質感に魅せられさまざまな作品を作ってきたミョンヒさん。
今が食べ頃のトマトや マクワウリなどおいしい差し入れが届く毎日。 マクワウリを頂く。 米谷家の トマト。 米谷さんは ミョンヒさんにこの古民家を紹介した人。 翌日 福井県の中央部へ向かったベニシアさん。 この辺りは 全国でも有数の和紙の産地。 越前和紙は 1,500年の長い歴史と最高の品質を誇っている。 ベニシアさんが訪ねたのはとある表具屋さん。 和紙のカーペット?牧野さんの案内で 工房へ。 油団は 10枚以上の和紙を貼り重ねて作る 夏の敷物。 熱伝導率のよい油団は熱をため込まないため少し ひんやりする。
油団の上で。 油団に使う和紙を見せてもらう。 お客さんから引き取った年代物の油団もある。 油団に使う和紙は パルプの入っていない 楮100%のもの。 この糊は 粘着力が強すぎず油団が硬くならない。 なんと 木綿豆腐を布巾で潰すように こすりつけその上から から拭きで磨く。 工房の隣の自宅へ案内されたベニシアさん。 この地方独特の 夏の しつらえに感動のベニシアさん。