地球ドラマチック・選「ゾウの群れを救え!~引っ越し大作戦〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

住民とアフリカゾウを 共に救うためのプロジェクトが 動き始めました。 しかし アフリカゾウはいません。 国際的な動物基金が 移送にかかる費用20万ドル以上を負担します。 プロジェクトの成功の鍵は群れを構成するゾウを正しい順序で運ぶ事です。 メスと子供たちは 10頭前後の家族単位で行動します。 もし 単独行動をするオスを先に保護区に運んだ場合仲間の臭いがしないのに驚いて暴れだすかもしれません。 そこで 移送チームはメスと子供のゾウを先に移動させる事にしました。 移送開始の日です。

2時間かけて 眠ったゾウをトラックの荷台にのせました。 ゾウが目覚めないよう 麻酔の効き具合を念入りに調整します。 ゾウは2~3頭ずつ分けて運ばれトラックに敷かれた 巨大なゴム製の板の上に横たわっています。 扉を閉じ個室の中で目覚めたゾウはそのまま保護区に運ばれていきます。 最初の家族の群れ 9頭をのせて大型トラックが出発しました。 マジェテ野生動物保護区までは400kmの道のりです。 トラックは 無事目的地に到着しました。

ゾウの子供が倒れたのは トラックが入り込めない やぶの奥でした。 パイロットの腕に頼るしかありませんね。 肺を空気で満たすには 胸郭全体を大きく動かさなくてはなりません。 特に注意が必要なのは 生まれて間もないゾウの捕獲でした。 先端部分がないので普通のゾウのようには餌を食べられないでしょう。 作業開始から 3週間。 とにかく大きいので扱いには注意が必要です。 もう大丈夫だ。 横たわった姿勢が 長く続くと内臓が押し潰される危険性があります。 もう大丈夫だ。