きょうの健康「早く気づいて 増える子どもの拒食症」

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この番組のまとめ

今日 お話し下さいますのは…心療内科医で拒食症や過食症など摂食障害の治療を専門にされています。 ただ 本来 拒食症の発症は思春期である中学生や高校生のしかも 女の子に多いという特徴がございます。 育ち盛りですからやせ過ぎは心配ですけれどもA子さんのようなケースダイエットを考える人も多いと思うんですけれどもダイエットと拒食症というのは区別はあるんですか?きっかけは ダイエットでありましても全く別物という。

治療は どのように進められるんですか?拒食症の治療は栄養療法と心理療法 この2つを車の両輪として進めていきます。 まず 栄養療法ですが栄養状態を改善し健康的な体重に戻すという事を目的と致します。 また 低栄養で 生命の危険があるような場合には入院が必要となりますが更に ご自身でお食事をとれない場合には経鼻経管栄養ですね鼻から胃にチューブを入れて栄養剤を投与するというような治療法も行います。

主な心理療法には ここに挙げたものがございますが子どもの拒食症に関しましては現在 認知行動療法と家族療法が広く行われております。 この拒食症の認知行動療法 これはどんなものなんでしょう?拒食症の患者さんはやせているのに まだ太っていると思っていたりとかあるいは 何キロ以下でないと自分の存在価値がないと考えていらっしゃったりあるいは体重が たった100g増えただけで際限なく太ってしまうそのような極端な考え方や物事の捉え方を持っていらっしゃるという特徴がございます。