サイエンスZERO「日本発 驚異の泡! ウルトラファインバブル」

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この番組のまとめ

ウルトラファインバブル。 実は 11年前に 「サイエンスZERO」で「バブル」は取り上げてるんですよ。 そうなんですか?この時は マイクロバブルといって今日 取り上げる泡よりかは大きいんですけれどもこれを使って 例えばですが船の周りに バブルを放出して波の抵抗を減らして船が速く進むんですよ。 あるいは このバブルが破裂する時の力を利用して腎臓結石を破壊するとかそういった実験も行われてたんですよ。 ウルトラファインバブルが出来る仕組みです。

今日は そのウルトラファインバブルをスタジオに持ってきてもらいました。 これは 一つがウルトラファインバブルの入ってる水でもう一つは ただの水なんですがどうですか 見て分かりますか?分かりませんよね。 あっ!ウルトラファインバブルは超音波の刺激を与えなければこのように ずっと水の中を漂っているという性質があるんですね。 ここでは酸素のウルトラファインバブルを使って魚を育てています。 ウルトラファインバブルは海水から抜けないため通常より多くの酸素を 水中にとどめておく事ができます。

空気のウルトラファインバブルは高速道路のサービスエリアでも使われています。 さて 続いては ウルトラファインバブルの更なる可能性に迫りたいと思います。 オゾンのウルトラファインバブルを顕微鏡にセットし観察したところ…。 このバブルが A型インフルエンザなどのウイルスも破壊できる事が分かったのです。 ウルトラファインバブルは ウイルスを物理的に破壊できるためどんなウイルスに対しても応用が利くのではないかと期待されています。 現在 エボラウイルスを破壊できないかカナダで研究が行われています。