サイエンスZERO「DNAの大事件!生命進化の謎」

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この番組のまとめ

今 ここでは 「生命大躍進~脊椎動物のたどった道〜」と題して特別展が開かれているんですね。 地球上に誕生した生命が 40億年でどうやって進化したのかそれを 実物の化石だけじゃなく復元模型や高精細の映像を使って分かりやすく解説してくれてます。 最新のDNA研究が解き明かす生命大躍進の謎に迫ります。 一方 こちらは カンブリア紀の海の王者アノマロカリスの化石です。 この時代の アノマロカリスとか三葉虫といった節足動物は複眼と呼ばれる立派な目を持ってるんですよ。

そこで 2008年ナメクジウオのDNA情報の全てが例えば 体の基本構造を作り上げる役割を持つなぜ ヒトでは遺伝子が4個ずつあるのか。 ナメクジウオのような姿の祖先から人間に進化するまでの私たち 脊椎動物が進化の過程で大躍進を果たしたそのピカイアの生き残りといわれているナメクジウオに来てもらいました。 この 遺伝子4倍増っていうのはヒトだけに起こったんですか?大きく分けて節足動物を含むグループと脊椎動物に代表されるグループに進化していきます。

脊椎動物は 約5億年前に2回の全ゲノム重複を起こしましてさまざまな植物で全ゲノム重複を起こした事が分かっています。 全ゲノム重複で遺伝子が2倍になるとどんな影響があるんですか?環境の変化に対して強くなって生存しやすくなるというふうにいわれています。 という事はちなみに 遺伝子が4倍になるとどんな事が起きるんですか?全ゲノム重複で増えた遺伝子っていうのはそのまま残ってる訳ではないですね。 節足動物と脊椎動物目の構造が違うんですね。

ヤツメウナギの目を薄くスライスし目の どの部分で どんな遺伝子が働いているのかを調べました。 ヤツメウナギは 全ゲノム重複で増えた2つのEPH遺伝子を使い縦方向 つまり上下方向にスライスした断面です。 右下の升目は 赤8 青8というように目が作られる時にこの網膜と脳を結ぶネットワークが出来たからこそ全ゲノム重複で増えた遺伝子のおかげですごい進化した目になったんですね。