きょうの健康 慢性副鼻腔(くう)炎「3つの治療法」

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この番組のまとめ

耳鼻咽喉科で 鼻の病気 特に慢性副鼻腔炎の治療がご専門です。 この症状が1か月未満ですと急性副鼻腔炎といわれ3か月以上ですと 慢性副鼻腔炎といわれております。 そうですね この3つのタイプが代表的なものとしてありまして…この従来の慢性副鼻腔炎いわゆる蓄膿症の場合は原因として 細菌やウイルスこういったものが引き金で起こります。 従来の慢性副鼻腔炎に比べるとそんなに多くはないんですが大体 10対1ぐらいの割合でこの 好酸球性副鼻腔炎の方がいらっしゃいます。

いわゆる蓄膿症ですねこれに関しては まず局所療法と薬物療法を行います。 次に 薬物療法についてもご説明しますと従来の副鼻腔炎の場合はマクロライド系抗菌薬こういったものを処方します。 そして3つ目の治療法ですけれども好酸球性副鼻腔炎ですねこの治療としては?好酸球性副鼻腔炎の場合は局所療法や薬物療法というのが十分 効果がないのでまず 手術を行うのが特徴ですね。 目の近くにある副鼻腔に病気が起こりやすいという好酸球性副鼻腔炎の特徴がありますので… こちらですね。

副鼻腔真菌症の場合は 残念ながら必ず手術が必要なんですね。 これは 内視鏡で見た副鼻腔真菌症の真菌塊という真菌の塊なんですけれどもカビの塊ですね。 これは 非浸潤性といわれるものなんですけれども浸潤性といわれるカビが 目や脳にまで達するものの場合はそのあとに 薬物療法どうしても全部取り除く事ができないので抗真菌薬という薬物療法を行います。