地球ドラマチック「神秘の天体 月~神話から科学まで〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

太陽の光を反射して輝く月は地球から見ると 毎日 変化します。 満月は 月が地球を挟んで太陽の反対側に位置する時の状態です。 イギリスにある古代の遺跡ストーンヘンジは古代の人々は自分たちの世界観を「神話」という形で表現しました。 どの神話でも 太陽と月は重要な役割を占め右目は太陽の象徴左目は月の象徴です。 農業生産を上げるためには太陽と月の動きを把握し記述する事すなわち 暦を作る事が欠かせません。 そのズレを補正するため太陰暦に太陽の動きを組み合わせた暦もできました。

カブトガニにとっては迷惑な話ですがシギもまた 月のサイクルを利用して食べ物を見つけているのです。 かすかな月明かりを利用して効率的な狩りをする事でライオンなどの捕食動物は食物連鎖の頂点に君臨しているんです。 月は 世界各地の神話や伝説昔話などに登場しますがそういった話に共通する大きな特徴があります。 満ちては欠け 欠けては満ちる事を繰り返す 月のサイクルは人生にはどんな意味があるのか?人の運命とはどのようなものなのか?そんなテーマを含む神話の多くに月や太陽が登場します。

占星術の基本原則を書き記したのは古代ローマの天文学者プトレマイオスです。 プトレマイオスは 月食や日食がいつ発生しどれくらい続くのかを 予測する理論を確立していました。 昔の天文学者にとって月食は 重要な観測対象でした。 地球が 宇宙の中心にあり月や太陽や他の星々が地球の周りを動いているという宇宙観です。 古代の天文学者や哲学者は宇宙は 完璧な秩序に基づいて動いていると考えていました。 しかし 地球が宇宙の中心であるという考え方は天文学者たちは天体の運行時間をより正確に計算できるようになりました。