新世代が解く!ニッポンのジレンマ「ダイバーシティーの大研究@名古屋」

戻る
【スポンサーリンク】
00:18:53▶

この番組のまとめ

真の多様性を考える時が来た!討論の舞台は…ノーベル賞受賞者を相次いで生み自由闊達な学風で注目が集まる総合大学だ。 集まったのは地域の女性起業家からフィールドワークのためエチオピアで暮らす研究者まで多様性に富む 新世代の論客たち。 新世代によるニッポン版「ダイバーシティー」更新の試み!「新世代が解く! ニッポンのジレンマ」。 今回は「ダイバーシティーのジレンマ大研究」という事で今回の議論の場名古屋大学にお邪魔しております。

「ダイバーシティー」は日本語で「多様性」の事で生物多様性とかっていう時に使うと思うんですけどそういう場合だったらいろんな生き物が共存してるという意味で今回の場合がどのダイバーシティーを指してるかが私も いまいち分かってないんですけど多分 そういう女性だとか 外国人とかマイノリティーと言われる人少数派の人たちも含めて多様な人がいますよみたいな感じなのかなと思ってます。

世界経済フォーラムによる「男女平等指数ランキング」で日本は 142か国中 104位。 カファ地方という所がありましてそこに暮らしてるマイノリティーとマジョリティーの関係をずっと私は追っていてマジョリティーの人たちがカファと呼ばれる人たちでマイノリティーが マンジョって呼ばれる人たちなんですね。

その現実を見据えつつ変化を生む処方箋はあるのか?まずは男女 性差のダイバーシティーから改めてその課題を確認する事から始めてみよう。 まあ そもそも それはやっぱり時間かけてねヨーロッパにしても 一朝一夕に出来たものではないので日本でも そういうふうにスイッチを変えようって決めてから成果が出るまで 20年 30年かかるんじゃないかなと思います。 でも このジェンダー・ギャップ指数が日本が低い理由っていうのは単純に女性の政治家が少ないとか役員とか管理職で少ないから104位なんですよ。

女性の社会進出のみならず多様性に開かれにくいこの社会の背後にあったのは「ニッポン的会社共同体」が生んだ「集団主義」である事は否めない。 名古屋の地域の特性というのは何かあるんですか?う~ん よく言われる事は例えば 「吉田さんご出身どこですか?」って言われた時に「名古屋出身です」。 更に「今 名古屋大学に勤めている」と言うと 「あ~」ってなって。 「やっぱ 名古屋人の典型だよね」みたいな事を よく…。 名古屋しか知らない 名古屋から出た事がないっていう事がある種 いい意味ではあるんですよね。

今回 会場に そうしたジモ女の方々を呼びニッポン版「ダイバーシティー」更新のケーススタディーとして私はですね 岐阜の材木屋の家系に生まれましてそこに飛び込んだ吉田さんは女性のプロジェクトチームを作りそれまで 一般にはほとんど流通していなかった一枚板を ブランディングする事で海外に販路を拡大。

女性が社会に出てキャリアを積む事に積極的に価値を見いだしにくいという この地域でまた 彼女たちが孤立しないよう在宅で働く女性のチームも結成。 一生懸命成長していきたいと思ってもやっぱり人材不足っていうのがあるのでじゃあ そんな中で やっぱダイバーシティーじゃないですけどほんとは そういう埋もれた才能を使えればいいんでしょうけれどでも 女性たちは子育てを優先したい。

外国人って ひと言で言っても日本生まれ 日本育ちで外国籍だけど言葉は 日本語しか話せないとか。 私 以前 ある地域で外国人が多いので日本語教室 やってほしいと頼まれましてその地域の会館を貸してほしいって交渉に行ったんです。 そこの受付にいた年配の日本人女性の方が「あぁ 外国人 ちょっと嫌だ」と。

例えば 専業主婦の方って「働いてない イコール 暇でしょ」みたいな事をよく そういう事 言われてすごく 社会から孤立するし後ろめたい気持ちもするしでも 子供いて働けないしとかっていうやっぱり そう思ってる方って非常に多いので今 田村さんおっしゃったみたいに今 何の時点で 今こうなってるのか みたいな事がみんなが許容できてやっぱり 自分もそれで後ろめたくないというか自分も認識できたりとか認められるっていう事が非常に大事なのかなと思いますよね。

それは各店舗に 1人ずつ置いたら障害者の方がいる店舗の方が客単価が上がったんですよ。 例えば 地方の中小企業さんだと8割方 障害者の方雇ってるという企業さんもいらっしゃるんですね。 やっぱり その障害者の人をどう 雇用するかじゃなくていろんな特性のある人をやっぱり どう雇用するか。

ダイバーシティー 多様性を学校現場に取り入れる点で大事な事は何かなっていうのをお聞きしたいなと思って。 なので おっしゃるとおりで比較的 若い 幼い小学校 中学校とかそのぐらいの時期から「いろんな人たちが 身の回りにいるんだ」っていうような事を多文化社会であるとか多様性 ダイバーシティーっていうのを実際に学ぶ場があると一番いいと思うんですよね。 逆に何か ちょっと難しいかなって思うのは小学校 中学校っていうのはカリキュラムに入れ込もうとするから駄目なんだと思いますね。

嶋さん いかがでしたか?自分でも ちょっと コンプレックスとか人と違うところとか特性とかってあるように相手にも ちょっと違うところがあるって捉えると「相手の事 ちょっと考えてみようかな」とか自分の ちょっと違いって…そういう 繰り返していく中でもっと大きな事が動いていくのかな というふうに感じますね。