「斜陽」の作者 太宰 治は多くの作家が沈黙した戦時中も多彩な作品を発表し続けました。 太宰文学の魅力を語り合います。 ♪~「100分de名著」 司会の…さあ 太宰 治の「斜陽」読んでおります。 やっぱり 直治っていうのは高橋さんの言葉も借りてばっかりだけど太宰 治の若い頃のまあ 分身と言えば分身。 芸人になったら ネタの中で痛い発言としてその自分の言葉を入れると 割とリアリティーあって 受けるんですよ。
伊集院さんがおっしゃってるように男性が そのまま 「自分はこう思ってる」って言うよりも一個 女性を経由する事によって客観的に自分というか何て言うんですかね 親の僕に対する愛情あふれすぎててめちゃめちゃ ええように書いてるんですよ。 これ 仮定ですけどじゃあ 女性目線じゃなくて「斜陽」を書いてたら。 「斜陽」と同じ名前の和子の一人語りで女性が 作家に会いに行くという所も設定的には似てるんですよね。 「恥」は 和子という女性が小説家 戸田に会いに行きとても恥ずかしい思いをしたという話。
しかし 訪ねてみると戸田は貧乏どころか立派な書斎に座る 端正な男。 自分の勘違いを思い知らされ和子は 恥ずかしさいっぱいで逃げ帰りました。 あんまり きれいにしていったらあれなんで 差し歯 抜いたり全部フィクションです」って これもう 大うそじゃないですか。 だから そういう意味では…さあ 高橋さんにもですね太宰の魅力を語る上で重要だと思う作品を挙げて頂きました。