SWITCHインタビュー 達人達(たち)「畠山重篤×宮崎学」

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この番組のまとめ

動物写真としては 初めて土門拳賞を受賞した写真集「フクロウ」。 気仙沼の父と呼ばれるカキ養殖家 畠山重篤。 気仙沼の海は 震災後驚異的な回復力を見せている。 畠山の自宅は被害を免れたものの今回の震災で93歳だった母を亡くした。 それでプランクトン 見てもらったらですねこうおっしゃった訳ですよね。 そしたらちゃんと 植物プランクトンがカキが食いきれないぐらいいるっていうんでこれで 本当に ほっとして息子たちもですね…5月 植物プランクトンが爆発的に増え海は緑色に染まった。

農家の子どもは お父さんの仕事見てて 肥料やったり農薬やったり 牛にはエサもやんなきゃいけないからこの仕事は エサ・肥料一切 要らないと言ったらですね名言が来る訳ですよ。 何か ウナギの研究者もですね…それを完全養殖みたいなそんな方向にばっかり こうね…。 ところが ウナギっていうのはご存じのとおりフィリピンの南の海で産卵してシラスウナギが上がって川へ上がって10年ぐらいしてまた それが海へ こう下る。

まあ 今 リニアモーターカーとかですねご本にも書かれてますけどそうするとですねエサ・肥料 要らなくたって…これは何につながるかというと全部…だから 海辺… この関係さえ川の関係さえ ちゃんとすればアサリもシジミも いっぱい取れればそれは みそ汁をたいて それはみんな ごはんにつながるしつまりこっちを横の関係にすればこの縦の関係をやっぱり ちゃんとしていくというふうな方向に やっぱり日本は動いていくべきじゃないかと思いますよね。

で しかも人間の既成概念で考えていくと50年 60年 生きていくから自分の人生枠の中でそうすると 5年前のタヌキが今やっとヨボヨボになってるかもしれない。 無人カメラによる長期撮影を思いついた宮崎だがそれに耐える道具はほぼ皆無だった。 この写真は 2日続けてカメラに いたずらされた宮崎が3日目の晩に犯人の姿を捉えたもの。 人間が自然の中に組み込まれてるのがシナントロープの考えで…そうやって理解してくと林業をするのも農業田んぼを作って 米を作るのも実は やつ…やつらっちゃ いけない。

これが 野生動物にとって貴重な塩分の供給源になっているという。 アカマツの巨木に出来た フクロウの巣にロボットカメラを備え付けそのムササビを狙いに来た テン。 ところが やっぱり待ってる事には限界を感じて…京都大学の先生で 海に潜って同じコースで ずっと 何十年とだから 魚なんかも 僕 沖縄で前に 素潜りしてたらナポレオンフィッシュって こんなでっかいの いるじゃないですか。 それがね 野生動物キツネにしても クマにしてもイノシシにしても実は みんな それで来てた。