日曜美術館「忘れられた天才 明治の洋画家・五姓田義松」

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この番組のまとめ

ヘン顔を描きながら腕を磨き日本の洋画の新たな扉を開いた天才 五姓田義松。 今日は 明治の洋画家五姓田義松です。 五姓田義松。 まずは そもそも五姓田義松一体 何者なのか義松の展覧会の準備が進められていました。 神奈川県立歴史博物館で義松の研究をしている学芸員の角田拓朗さん。 西洋流の風景画を 日本の何でもない景色から生み出した第一回内国勧業博覧会が開かれました。

義松が 絵を描き始めたほんの十数年前までにはいきなり この洋画という表現をしたわけですよね。 高橋由一の場合は まだある意味 稚拙な所があるから日本の洋画というのはこういう所から始まってという今とは 比べ物にならないぐらいに不自由で自分で いろいろ工夫もしたんでしょうけれども。 そんな諏訪さんは 100年以上前に写実を追い求めた義松の絵をどう感じるのでしょうか。

線も崩れてますし再現性という意味ではこれが義松かと思えるぐらいのほんとに感情が動いている。 ゴッホも 何かこう絵の具をたたきつけるように日本に洋画が入ってきたばかりの青年がもう うんと後の言ってみれば表現主義的なね自分の感情をぶつけるような表現にまで至ってるという事が驚きですよね。 僕も 自分自身母親の臨終にも立ち会ったから何か この絵はもう 身につまされますよね。 それはもう一流のスポーツ選手だって人には言えないぐらいの厳しい練習をしてるからこそ日本の洋画を代表する傑作黒田清輝の「湖畔」。