オイコノミア「どう決まる?本の“価格”」

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この番組のまとめ

♪~それならば 今回の「オイコノミア」又吉さんの大好きな本の価格を経済学で見ていきましょう!あれ? 今回も 「オイコノミア」は文学のことをやるのか?一体 いつまで 又吉が芥川賞 取ったことに…。 兄ちゃん 世の中がわかってるな!今回の「オイコノミア」も 芥川賞と直木賞の選考が行われるこちらの料亭「新喜楽」からお届けしま~す。 又吉さんが 本屋で 疑問に思っていた 本の価格の決まり方早速 経済学から見ていきましょう!本屋さんで 本の価格がどうやって決まるのか特にね 又吉さんの場合自分の本が売れてますからね。

市場経済では 通常モノの価格は 競争の結果だから……というのが 経済学の基本的な考え方なんです。 それは独占的競争というんですけども又吉さんが書いてるという意味では同じようなものなんだけれども「火花」っていう1つの作品は1つしかないけれども似たものだという場合には1つであっても 「火花」と競争的な関係になりますよね。 実はね…今 商品の価格は 基本的に「定価」ではなく「希望小売価格」。

これは「再販制度」って言うんですけども正確にはね 「再販売価格維持制度」というんですよ。 ただ 再販制度が維持されているっていうことはやっぱり 何か メリットがあるんだということで出版社側の理由もあると思うんですよ。

情報としてだけではなくものとして 本を持つ喜びを考えこれって 本 好きな人が古本屋とかに 積極的に自分で通ってた人間であれば間違いなく これを手に取ると思うんですよ。 そうすると近所の街の本屋さんで一層深刻な書店不足が起こっていると考えられています。 そうでない本を見つけて それがよかったりというようなこともやっぱり 本屋さんという場所の魅力だと思うんです。

それが多分 大竹先生がおっしゃってるほんまは もっと多くの人に読まれるべきやのにというところを そのいろんな意見あるでしょうけど古本屋は 僕はやってくれてると思うんです。 ただ まあ…でも その 近々の…古本屋で買ってもらったら 100円の文庫で 最初 読んでもらっておもろいってなったら 新刊待ってくれるようになるかもしれへんし。 西さんは 経済学は ほとんど知らないと言っていたのにその経済学的センスには ビックリ!もしも 作家を気に入ってもらえれば次は 新刊を買ってもらえるかもしれません。

実はね 出版業界からは電子書籍にも再販制度を適用したいという希望もあったんですけども公正取引委員会という独占禁止法を運用している役所ですけどもそこが 2014年に 電子書籍には再販制度は適用しないという見解を示したんですよ。 だから電子書籍は販売する会社の意図でだから 本は 物だ。 情報を売る電子書籍というのは対象外だということなんですね。 今後の動きに 注目ですね!西さんはね 小説を電子書籍で売られてないじゃないですか。