ETV特集 アンコール「墨に導かれ 墨に惑わされ~美術家・篠田桃紅 102歳」

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この番組のまとめ

真実っていうものは人が捉えうると思った瞬間にそして また惑わされながら100年を生きてきた 桃紅さん。 桃紅さんは 築50年のマンションで通いの お手伝いさんの手を借りながら 1人暮らし。 中国 当時の満州に生まれた桃紅さん。 書や漢詩をたしなむ教養人で桃紅さんは 6歳の頃から書をたたき込まれました。 共同生活に向かないと悟り始め学校は女学校だけで もう たくさん。 23歳の頃書道家として身を立てようと決意した桃紅さんは家を出ました。 浄土宗大本山 増上寺。

桃紅さんの作風に変化が見えたのは自由奔放な線を引くようになっていました。 自由を求め 桃紅さんが一人向かった先は ニューヨーク。 桃紅さんの自由な表現は更に 磨きが かかり桃紅さんと40年来のつきあいのある…タイトルは何ですか? 今日の。 アメリカから帰国したあとその線は 大きく変化します。 「ディスカバリー」 発見と題されたこの作品からはアメリカの自由な空気に触れ抽象の無限の世界へとこぎ出した桃紅さんのもう一つのアトリエがあります。

もしかしたらあそこにいるのかしらとふっと思うようなね楽園というのか何か その 別の世界があるんじゃないかと映画監督の篠田正浩さん。 心中天網島」。 かつて 篠田さんは映画「心中天網島」の舞台装置を桃紅さんに頼みました。 正浩さんは 何しろ博覧強記でこんな 子供の時から近所の本屋さんにある本屋さんの本全部 読んじゃったって言うんですもん。 世界からの客をもてなす空間にふさわしい作品をと桃紅さんに依頼が来ました。

途中は 階段しかない所もずっと 階段上がって頂いて先生に。 人生っていうのは究極に孤独なんですね。 これは もう天然自然の生き物っていうものの一つの 当然の形なのよ。 その年の春先にですね アートフェアというフェアがあるんでそこで展覧するつもりなんですが今日 入ったのでご覧になります?といって見せて頂いたんですね。 で 夫と2人でギャラリーいたもんですから見て 夫の口から「あの先生の作品 いいねえ」って言ってくれたんです。