NHK俳句 題「障子貼る」

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この番組のまとめ

この「介護民俗学」という言葉六車さん まだ あまりなじみがないように思いますが。 「介護民俗学」という言葉自体は私の作った造語なんですけれども。 で それを介護現場でも利用者さんたちに お話を聞いてその記憶を掘り起こしていく事でその方の人生も分かってくるし何か そこに 先ほどから障子らしきものが…。

日本の調度品といいましょうか建具のですね毎年 替えていくような感じがありますんでね。 特に 障子紙は毎年 貼り替えますので。 一見 抽象的なように見えますが障子貼るっていう毎年の行為というものをよく描いている句だなと思いましたね。 さて ここから六車さんと私で今日の特選句は どれなのか予想していきます。 六車さん九句の中で じゃあ まず一番お好きな句はどれでしたでしょうか?そうですね 7番の「障子貼る嫁の小波と母の凪」ですね。 「日差いま水のかがやき 障子貼る」。

実は 今回の兼題の「障子貼る」「障子洗う」はですねだけど 先ほど 入選句におんなじ発想の句がありましたよね。 単なる出入り口ではなく「蔀戸」という非常に伝統的な建具をですね持ってきた辺りが言葉を探す努力。 先生がおっしゃった俳句の事と記憶も確かですけれども言葉… 表現力が豊かなんですよ。