日曜美術館「カラフルな闘い ニキ・ド・サンファル」

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この番組のまとめ

その魅力は何といってもふくよかで カラフルな女性像。 ニキが登場した1960年代から70年代は世界中の女性が権利を求めて立ち上がりました。 この曲線はほんとに男性が見ると男には あらわせられないないものなので女性の作家なんだなって伝わってきますし女性しか あらわせられない。 ちょっと ポップで かわいらしいところも あるんですけれどもニキは この作品を作った当時は女性解放運動もあったりしてわあ この作品も すごい。

いわゆる それまでの女性像というのを打ち破るある種 両性具有とか何か力強さというものをこれでは表現しているんですね。 男性器に見せるのも あるけど「女性は子供が産めるんだよ」っていう気持ちもちょっと見せつけて という。 やっぱりみんな闘ってるんですけど自分も スウェーデンから来て日本の芸能界で日本人だって なかなか成功できないような所で外国人として頑張って今までも 20何年間いろんな事言われてきて日本語も ずたずたこれは派手すぎるいろいろ くっついてるものがかさぶたに見えるという。

3か月の公開期間中大人から 子供まで多くの人々が 胎内を巡りました。 鉄を使った 動く彫刻で知られるジャン・ティンゲリー。 ニキとティンゲリーは よく一緒に作品も作っていたんですけれどもニキ作品の こういう鉄の土台部分っていうのはティンゲリーが手がけたものが多いですね。 ニキがティンゲリーと出会ったのは20代半ばの頃。 スイスのバーゼルに ティンゲリー美術館ってあるんですけどほんとに 亡くなったあとまで2人は パートナーであったという物語がありますね。