ETV特集「いのちを結ぶ手紙~いじめ自殺 21年目の対話〜」

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この番組のまとめ

大河内清輝君の20回目の命日の朝。 清輝君は 家の裏庭の柿の木にロープをかけて亡くなっていました。 清輝君の遺影は一番 日当たりの良い部屋に置かれています。 晴さんは 日の光を反射してキラキラと輝く水面をイメージしながらそんな清輝君を待ち受けていたのが同級生からの激しい いじめでした。 清輝君の死を忘れる事なく学校内で いじめをなくす活動を続けている事を報告するためです。 20年前の11月27日誰にも相談する事なく一人で亡くなった清輝君。 自殺から4日後清輝君の机の中から遺書が見つかりました。

「大河内さんの新聞記事に何故 いじめられていることを家族 先生に言えないのかとありましたがそんなの絶対に言えませんよ。 でも 私に好きなコトをさせてあげようと思う存分 勉強させてあげようと受けた行為もそうですしそれから彼が 学校の中で置かれてる立場…それから 家族に対して特に私たちに対して お金の件で申し訳ないって気持ち。

それだったら…手話のサークルで出会ったリョウイチさんと結ばれました。 清輝君の死後遺書を公表すると同時に4人の少年とも向き合い続けました。 清輝君が亡くなった翌年から各地の中学校や高校に足を運んできました。 神奈川県川崎市で起きた少年事件です。 中学1年の男子生徒が知り合いの少年グループに殺害されたのです。 アヤさんが 川崎の事件をきっかけに過呼吸になりパニック障害による発作を起こしたというのです。 だって 川崎の件があってから結構 電話の回数が増えてきたしそれで 多分敏感になってたと思うんです。