サイエンスZERO「“超嗅覚”!驚異の生物センサー」

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この番組のまとめ

ただ まあ近年ですねそのメカニズムが徐々に解明されてきて最近ではその生物の嗅覚を応用して我々の生活に役立てようっていうそういう研究が進んできたんですね。 九州大学 大学院で線虫を研究している廣津崇亮さんです。 そもそも どうして線虫を使ってがんの匂いを嗅ぎ分けるような研究をしたんですか?線虫っていうのはもう本当に体長1ミリのちっちゃな生物なんですけども匂いを感じる仕組みがほ乳類と ほぼ同じという事が分かっていて…特有の匂いがあるっていう事はいわれてたそうなんですね。

線虫の場合には1万種類以上の匂い物質を1,200個の受容体で識別しているというふうに考えられていて私の本来の研究の目的っていうのはどうやって その少数の受容体でたくさんの匂い物質をこの表は何ですか?これは 線虫が敏感に反応する11種類の匂い物質と線虫が持っている1,200個の受容体についてその対応関係を 一つ一つ明らかにしていたという表です。

それでは まず昆虫が嗅覚センサーとして活躍してる現場をご紹介しましょう。 ミツバチに嗅がせているのはジニトロトルエン。 でもミツバチってどうして あんなすごい嗅覚持ってるんですかね?じゃあ それについては専門家に伺いましょう。 昆虫の嗅覚研究の第一人者東京大学の…どうぞ よろしくお願い致します。 昆虫の嗅覚にはどんな特徴があるんですか?実は 昆虫っていうのは我々も含めてほ乳類とは少し仕組みが違うんですよね。 ここに カイコガの嗅覚受容体の遺伝子から作った細胞がチップから電流が流れるように設計されています。