NHK俳句 題「時雨」

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この番組のまとめ

「NHK俳句」司会の岸本葉子です。 第1週の選者は池田澄子さんです。 そして 今日は ゲストに俳人の金子兜太さんをお招きしました。 こちらは 池田さんが選ばれた金子さんの百句について対談なさっているんですね。 金子さんは その時の印象は…?ええ あのね先ほどの冒頭の池田さんの句がありました。 池田さんにしては叙情に流れてる感じがして。 では その 池田さんがお選びになった入選句をご紹介していきます。 池田澄子選入選九句。

なかなか 「時雨」という兼題私も投句したんですけど結構 難しい。 それがね 何で「時雨」っていう題を出したかなと思ってね非常に冒険をして面白いと思いましたね。 もう「時雨」ってのは古風な季語です。 池田さんの場合はこういう古風な季語をね現代風な感覚でねひねっちゃうんですね。 池田さん この一席 特にどこが印象的でしたでしょうか?あのね「時雨」っていう季語はねとっても好まれている言葉でこの言葉を思うと どうも同じような思いになってしまうみたいなんですね。

で 兜太先生には 「自選自解99」という本があるんですけれどもその中でですね この句についてこの句を作った前後の時には本歌取という事になるのかなと気が付いて ほほ笑んだというような意味の事を 「自解」で書いていらっしゃるんですね。 いかにも 兜太先生らしい大きくて華麗な句ですよね。 兜太先生は 芭蕉もいいけれども荒凡夫一茶の方が ご自分には嬉しいっていうところがおありではあるんですよね。