NHK俳句 題「落葉」

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この番組のまとめ

俳句も 五七五の中に収めるのがもう 我々の場合 難しくてなかなか 言葉がはみ出そうになるんですが落語の場合も無駄な言葉が入りますとウケるところでウケなくなってしまうんですね。 これね やっぱり 僕はあの~ 落葉の時期は 僕は自分的に好きなんですけどね。 何か 落葉を踏むってちょっと 幸福感っていうかな?あんまり 長々言ってもあれだけど「踏みに行く」っていうところでこれから踏んでいくよっていう何か明るさと希望… うん。 星野高士選入選九句。

この句は 非常にね「夜の落葉」というところから「音ひそやか」 細かい描写これによって その季節感がよく伝わってくる句だとそう思います。 この 今現在は東京の落葉を踏んでるんですね。 東京の落葉を踏んでその落ち葉の音まあ 踏んでる心地 これが自分の故郷へつながるというね美しい句ですね。 ですから この落葉も今の落葉なんだけど落葉道なんだけどその 古墳の頃にも こう自分の気持ちが帰る訳ですね。 でも 踏みしめる落葉に自分の実感…何か 自分のこう 何か癒えていく感じこれが出ていますね。

その感じがね非常に この句 出てて山道と落葉っていうのは本当は 俳句では もう決まっちゃうじゃない。 さて ここから右團治さんと私で本日の特選句を予想していきます。 じゃあ 右團治さん句会も 時々 星野さんとご一緒なさっているという事でズバリ 特選の予想からお願いします。 じゃ せん越ながら私も まず 自分の好きなのは7番の「落葉掃くことも日課に 加へたる」。 で 特選 予想とすると 5番の「踏みしめる落葉に癒えし力湧く」。

「箒目の流れに 今朝の落葉」っていう 何か その新鮮さ 新しさそういうものが見えました。 右團治さん 見えるものはもう言わなくてもいいという今の省略の話 いかがですか?ええ とても勉強になります。 このテーマにまつわる俳句を右團治さんと実際に詠んでいきます。 「温暖化」っていう言葉がちょっと浮いてるんですけど。 まあ 僕なんか「温暖化」っていうと一年中 温暖化みたいじゃない?今 日本て。 日本っていうか世界かな?だから 「温暖化」っていうのを私なんか 俳句の立場だとあんまり使えないのね。