しかも 鯛焼というのはですねやはり 非常に庶民的であるという事と誰もが一度は食べた事のある季語だという事で懐かしい お菓子をですね題にしてみました。 鯛焼は 和菓子ではなく駄菓子なんですよね。 鯛焼は 和菓子になりたかったかもしれないんですけれども実際に 老舗の店主なんかは和菓子の協会に入りたいとかいう方も いらっしゃったんですよ。 で 大体 新聞の名前を「鯛焼屋」というのは鯛焼の副季語でありまして一応 これでも大丈夫です。
しかも 冷たい風と共に熱々の鯛焼をほおばっている自分というね。 何か 鯛焼を食べるシーンの自由さ解放感みたいのも出ていますね。 多分 この句 お兄さんの方が大きく たくさん…一匹の鯛焼の大きな方をくれたんだと思うんですね。 コントラストが すばらしいなと思いました。 神職の巫女がですね…の顔と鯛焼を食べる時の顔のその 白と黒の写真のようなねはっきりしたコントラストがあっていいなと思いましたね。 ねえ 先ほど コントラストとおっしゃってましたね。
2回も切っちゃうと焦点が どこにいくのか分からなくなってしまいますのでこの句は 例えば…というふうにしますと鯛焼のぬくもりを感じながらこれから列車が出るのを待っている 作者の姿 寒さっていうのが 浮かんでくるんじゃないかなと思うんですね。 さて 鯛焼の魚拓をとるほど鯛焼に魅せられている宮嶋さんですが実は その宮嶋さんにも 櫂さん句をね 作ってきて頂いたんです。