日曜美術館「夢のモネ 傑作10選」

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この番組のまとめ

ほんと 見ていて心落ち着く穏やかな絵美しい絵という印象があるんですが今回は傑作10選 10の作品を通してまた モネの新たな別の魅力を見ていきたいと思います。 そのタイトルから「印象派」という言葉が生まれた歴史的にも名高い作品です。 自由奔放なタッチと 豊かな色彩で描かれた 心温まる世界。 何も 止まってなんかいないよという ダイナミックさを感じますよね。 そこで モネの驚くべきダイナミックな挑戦を発見しました。

どうして こんなにモネが好きなんだろうっていうのがまず その小説を書き始める時に最初に感じた素朴な疑問だったんですけれども追いかけているうちにやはり 自然に対するモネの まなざしですとか時々刻々と変化していく風景に対する非常に探求心といいますかそういうものが私たち日本人が持っている風景とか花鳥風月に対する感性みたいなものにちょっと近いものがあるからかなというふうにもちょっと見えてきたような気がします。

みなもに映る光を モネはコントラストを強調して表しています。 都市の人々が楽しむ のどかな休日を表す 光のコントラストです。 まあ 水浴をしたりピクニックをしたりって事ですからやっぱり そういう新しい人々の近代という時代を享受していく実は そういう 加速度的に進行していく 進んでいく物質的な富そういう豊かさに対してここには 人の姿はありません。 しかし もはやコントラストは用いられず光の描写は繊細です。

「睡蓮」の連作に入っていきますとまさに水という もう一つの重要なモチーフが関わってくるんですよね。 これは やっぱり モネの晩年「睡蓮」の時代を考える一番重要な 手がかりなんだろうと思うんですけどね。 高知県東部にある 北川村。 ある意味 固定のイメージが私の中に出来てたんですけどよく見ると 実に幅の広い「睡蓮」が存在しているんだなという事をハンターですか。