100分de名著 サルトル実存主義とは何か2▽人間は自由の刑に処せられている

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この番組のまとめ

20世紀最大の思想家ジャン=ポール・サルトル。 サルトルの自由とは一体 どのようなものなのかを読み解いてゆきます。 ♪~「100分de名著」 司会の…さあ 伊集院さん「実存主義」について私たち 学んでおりますが。 何か 僕は哲学というのは人間とは何か何であるという話だと思ってたらこの「実存主義」は逆に 人間とは何であるなんていうものはないんだという。 さあ今回もサルトルの思想について教えて下さるのはフランス文学者の海老坂 武さんです。

そしてロカンタンは ブーヴィルの町を去る事になるんですね。 ロカンタンは行きつけのカフェに立ち寄ります。 音楽を聴いてるとなぜ吐き気がなくなるのかというと結局音楽の世界というのも必然的な世界なんですね。 全ての音符が規定されていて徐々に徐々に 最後に向かっていくという その在り方です。 だからこそ ロカンタンはそれを聴いてるとその中に入るような気がして吐き気がなくなるんですね。 「嘔吐」は ロカンタンの自分探しの旅という事なんでしょうか。

ロカンタンの日記が発見された」で始まってれば分かりやすいじゃないですか。 じゃあロカンタンはこの決意をしたとこで日記はもう終わってるというか。 でも 少なくとも ロカンタンは最後に何かを書こうとした生き方をサルトルの自由な生き方を象徴するバートナー ボーヴォワールとの関係。 そして晩年のサルトルはね お昼御飯はいつも 女の人と食べる。 それも すごいのは亡命してきた人たちってそういう意味では 自由だけども一番不安な人たちじゃないですか。