ハートネットTV リハビリ・介護を生きる「ノンフィクション作家・久田恵」

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この番組のまとめ

「フィリッピーナを愛した男たち」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞するなど時代と向き合う創作活動を続けています。 久田さんが39歳の時母の美知さんが脳血栓で倒れ久田さんはその介護に身を尽くしました。 ノンフィクション作家の久田 恵さんです。

久田さんは短歌誌に載った美知さんの歌をそらんじるほど読み返しました。 右半身まひ重い失語症で言葉を失います。 この事が久田さんにとって一番つらい事でした。 久田さんに忘れられない出来事があります。 でも だんだん たつうちに「あ そうだ 自分が母親だったらやっぱり 自分のところにお見舞いに来るよりもあなたは 子どもの面倒も見なくちゃいけないし仕事もしなくちゃいけないんだからここに来ている場合じゃないでしょって言いたかったんだなっていうふうに思ったんですよ。

タイトルにした「翔ぶものは翔びたたしめて」っていうのは母は やっぱり 子どもたちを1人2人と飛び立たせたあとにこの自分の人生を手のひらを見つめてでも 考えるっていうねそういう歌を詠んでたりするんですけれどもそういうのやっぱり経験する訳ですよね自分も子育てしてきてその子どもを自立させていった時にやっぱり その時の母の心境と全く同じ心になるっていうのがあるんですよね。 そのお母様の介護でしたけれども最初は 在宅介護でしたね。

会社員やデザイナーなど仲間たちを集め介護に携わる人を取材して記事を書き福祉関係の出版社に提供しています。 久田さん自らも 各地を取材し介護や高齢者支援の在り方を問い続けています。 介護と介護の合間にお母さんのそばでここの1時間で原稿書いてみたいな事がやっぱり相当得意になってますね。 介護が 親にとって最後のまあ 親から教育子どもに対しての最後の教育なのかなっていうふうにどう思われましたか?だから 私はフワフワ フワフワと生きてたんですよ。