100分de名著 サルトル“実存主義とは何か” 第4回「希望の中で生きよ」

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この番組のまとめ

今から70年前に 「アンガジュマン」「社会参加せよ」と世界に強い影響を与えます。 これは 社会参加という事になるんでしょうか?という意味でもあるんですがそれだけではなくて他者との関係でもあるし…政治とは距離を置き 哲学や文学の世界に没頭していたサルトルのもとにも戦争の足音が近づいてきます。 サルトルは 大きく政治へと かじを切りメルロ=ポンティ ボーヴォワールらと雑誌「現代」を創刊すると編集長として 政治的発言を積極的に行っていきます。

人間中心主義 ヒューマニズムという言葉で言える その思想が人々に勇気を与えたという事があったかもしれませんね。 でも そのヒューマニズム人間中心主義と言いますとまず 第1回で登場した「嘔吐」の中の独学者という人がヒューマニストで。 独学者という人は 多少心を開いてた相手だったのに何か相談したら 人間はすばらしいみたいに なってたのに「独学者」が登場しました。 戦後 「実存主義とは何か」ではサルトルは逆に「実存主義は ヒューマニズムである」と高らかに宣言しているのです。

アンガジェって エンゲージリングのエンゲージ?そのとおりです。 現代の私たちにとって投企とかアンガジェというのはどういう事がありますか?やっぱり 今の時代の中でどうやって生きるかという事の特に表現者はって言ってましたよね。 サルトルは最後まで 絶望ではなく希望を語り続けたのです。 先生は この サルトルと希望に関してどう思われますか?このテキストを読むと これは明らかに希望のない 絶望の世界ですよね。