2人はここ 府中第四中学校の卒業生。 孤独な心に寄り添ったのがラジオから流れてきた当時の世界的大ヒット物心付くか付かないかの時に何か こう 切ない度がねトラウマのように宿っているというか。 その時に 手塚先生の「ジャングル大帝」と「鉄腕アトム」府中の家に幽閉されるようにその本 2冊与えられてずっと繰り返し読んで。
万博に行けず悔しがる少年がいる一方小室は 会場で聴いたサウンドに音楽の未来を感じていました。 万博で聴いた 作曲家冨田 勲の音楽に衝撃を受けこういう事もできる人なんだっていうところからずっと ちょっと追っかけてはいたので。 一方 万博に行けなかった浦沢も実は 冨田 勲の音楽に夢中になっていました。 その手塚先生が その時に作ったオープニングのアニメーションが子どもだましじゃない本気のものを作ろうとしている姿勢が感じられて。
「My Revolution」とか作ったあとで何となくポンと出てくるんじゃないのかっていう感じもあったし「ストック持ってんじゃないの?」。 小室に後れる事1年府中第四中学校に入学した浦沢。 「火の鳥」で 漫画の奥深さと可能性を知った浦沢。 サイモンとガーファンクルは本当に よくかかってた。 これ 当時のままっぽくない?「20th Century Boy」。 後に 漫画「20世紀少年」のタイトルになった曲です。 2人の道が交わる この時代小室 浦沢彼らこそが 20世紀少年でした。
いろんな音楽雑誌を読んでたらプロデューサー トッド・ラングレンのおかげというかプロデューサーによってグランド・ファンクが蘇生したというか。 それが プロデューサーによって洗練されたポップなサウンドに生まれ変わります。 「プロデュース」って書いてある所を全部見て「あっ 全部書いてあるな」って思って。 プロデューサーという仕事に憧れた小室。 発想一つでヒットを生み出すプロデュースの魅力に目覚めていきます。