先人たちの底力 知恵泉「家族の命を守れ!~江戸を救った男 伊奈忠次の防災術」

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この番組のまとめ

常連さん?防災アドバイザーとして活躍されている山村武彦さんですよ。 人々の暮らしを守るため洪水の原因となっていた利根川の流れを変える一大 治水事業を指揮。 知恵を読み解くのは防災アドバイザーとして活躍する…災害現場を分析するプロ山村さんだからこそ見えてくるあえて言いませんけど知らなかったです。 いやいや 東さん!こんな有名な伊奈忠次をご存じないなんてそれでも下町のプリンスですか?何ですか?圧がすごいですね。 え? あれ これ何ですか?利根川って東京湾流れてましたっけ?そこです!いいところに気付かれました。

さあ 防災の達人伊奈忠次の知恵早速 たっぷりと味わっていきたいと思います。 伊奈忠次は 現在の愛知県に松平家家臣の嫡男として生まれました。 その後 徳川家康の下で江戸に入った忠次。 忠次の知恵は400年以上たった今も脈々と受け継がれています。 伊奈忠次さんという人はですね…それ すごいですよね。 でも その住民たちをそんな すんなりまとめ上げる事ができたんですかね?実はですね 忠次自身の意外な過去が関係しているんです。 実は 忠次は 14歳の時主君 徳川家康に抵抗する一揆に加担していました。

でも 山村さんね 同じ災害に遭う可能性のある住民たちがネットワークを作って備えるという知恵についてはどのように ご覧になりました?やはり 運命共同体なんですね。 例えば 広島の土石流がつい昨年発生したんですけれどもここを抑えれば 最小限の被害にとどめられると考えたのです。 こちらですか?水塚? 水塚というのは?避難場所。 洪水時に浸水しないよう3メートルほどの盛り土の上に建てられた緊急避難小屋 水塚。 実際に この水塚も昭和22年のカスリーン台風の時に2週間 避難場所として使われたといいます。

津波を絶対防ごうという事ではなくて…これは もちろん180人もね大変な犠牲者数です。 その先人 伊奈忠次…言ってみれば ソフトとハードでしっかりと対策を行ったんですけれども実はね 伊奈忠次の実力 知恵はまだまだ こんなもんじゃないんです。 難工事を 成功に導くため忠次がとった秘策とは…。 工事にあたり忠次が目をつけたのは水資源に恵まれていなかった千波湖東部の地域。 伊奈備前守忠次の名にちなみ「備前堀」と呼ばれています。