NHK短歌 題「いのち」

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この番組のまとめ

第一週の選者佐佐木幸綱さんです。 佐佐木さん 今日の一首は?大みそかの歌なんですね。 佐佐木さんは福岡さんのいらっしゃるのを心待ちにしていたとお聞きしました。 これは?俵さんは 佐佐木先生の教え子でもおられるという事でよろしくお願い致します。 自分で いかようにでもコントロールできると私たちは思っていますけれども実は そうではない一瞬が自分の意思を超えて生命が動く瞬間があって何とも言えない気持ちなんだけどそれを「恥じる」というふうに言われたのはとても すばらしいと思いました。

続いては 選者 佐佐木幸綱さんのお話です。 斎藤茂吉についてお話をしたいと思います。 斎藤茂吉が近代短歌の中で果たした役割さまざまにあるんですけれど非常に大きいのはそういう傾向がかなりあったんですけどそこで 斎藤茂吉は 断固ですね古語を使うべきだ文語を使うべきだという事を主張致しました。 何でしょうか?私は 生物学者になる前は虫が大好きな昆虫少年だったんですが実はですね 「万葉集」に関して大きな疑問があるんです。

蝶々が 当時いなかったとは思えないし豊かな日本の自然の中に たくさん蝶が飛んでたはずなんですけどそれを 多分 上代の方たちは蝶を蝶と見ずにですねその 元昆虫少年の福岡さんが「万葉集」の中で 一番お好きな一首をお願い致します。 土曜日か日曜日か誰も いなかった時でひっそりとした研究室に私も ひっそりと いつも研究をしているわけですけれども動物室で見た 実験動物のラットの様子を詠んだ歌でこれは とても短歌としては上手なところですね。