今回の受賞は スーパーカミオカンデという共同実験でやった成果ですので解説をして頂いて ニュートリノ振動の謎に迫っていきますがまずは ニュートリノとは 一体 何なのかこちらをご覧下さい。 宇宙素粒子研究施設…カミオカンデは不純物が ほとんどない超純水を3,000トンも蓄えたすると リング状の青白い微弱な光を発します。 このチェレンコフ光の強さや 光る方向を壁面の光センサーで観測しニュートリノの持つ情報を分析します。
そして このカミオカンデにおける観測によって梶田さんは ニュートリノの重大な性質を発見するんですよ。 宇宙線が 大気中の酸素や窒素などの原子核と衝突するとニュートリノは あらゆる方向から均等に届くため上空から来る数も地球の裏側から来る数も同じはずです。
それではニュートリノ振動が分かったところで…ニュートリノに質量があるというのはどういう事なんでしょうか?先ほど 波だという話をしましたけどもこの…では ニュートリノに質量がなかったらどういう事が起こるでしょう?ニュートリノ振動が起こらないという事になります。 梶田さんは実際に ニュートリノ振動の可能性に気付かれてから2年後に論文を発表してるんですよね。 素粒子における標準理論というのがあってその標準理論というのを作った方々みんなノーベル賞 受賞されてるんですね。