100分de名著 良寬 詩歌集全4回 第1回「ありのままの自己を見つめて」

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この番組のまとめ

子供がとても来て よく 毬つきをしたという逸話もありますけど良寛さんはおよそ200年前の方で江戸時代中期を生きた禅宗の僧侶なんですけれども4回通して この良寛を私たち 導いて下さるのは貴重なヒントが詰まっているといいます。 どういう生活をしてらしたという事?乞食というのは…だけども それだけではなくてもちろん支援者や何かが紙とか墨とか 食べ物とかいうものも支援していたようですし良寛さんは いつでも袂の中に手毬を入れて子供たちがいると それを取り出して その手毬で遊ぶ。

それを失う事を対象喪失と言うんですがその対象喪失によって 今度は…ですから良寛さんの場合は それが非常に明確に出てるんじゃないか。 自分自身で これは おかしいと自分の やる仕事じゃない自分が求めてるのはこんな世界じゃないという…人間はね恋愛でも 結婚でも 職業でも自分は これを求めているという時に 思わず行動するでしょ。

良寛は その時 まだどこで何をして生きるか自分の中に定まっていなかったのでしょう。 立場や地位を求める事に興味のなかった良寛は自分の居場所が見つからず苦悩していました。 自分の求めてるものが何か別にあるというので自分は 親族にも迷惑かけて坊さんにさせてもらったのに修行 終わったお寺に入る ではない。 どうでもいいのに 困ってる人にちょっと手を貸したくなる自分がいたりとかするとそれは ちょっと人間の大事な所に触れてるというか自分の本質に触れてるというか。